1987年創業以来、M.P.E.株式会社は、安全性と合理性を徹底追求した「5SPパーキングシステム」(国際特許)により、日本だけでなく海外からも支持される機械式立体駐車場の開発・設計・制作・保守点検等の事業を展開しています。
近年は、フィリピン初の立体駐車場を手掛けたのをはじめ、経済成長著しい中国や東南アジアに注力しています。今後、全世界を視野に入れた技術提携により、スマートで合理的な駐車場を提供してまいります。
社会的な問題である駐車場スペースを土地の有効活用により確保し、徹底した安全性や合理性、技術の向上、様々なサービスを実現することが、社会的貢献に繋がるものと考え、日々取り組んでいます。
パーキングの種類として、多段式パーキング、タワー型パーキング、地下型パーキングがあり、様々なパーキングを扱うことで、あらゆる客先要求に対応出来ます。また、日本で10 件、台湾で2件、韓国で2件、中国で1件の特許を取得し、大臣認定も10件受けています。
日本国内では関西・関東を中心に4,500 パレット(台数)稼動しています。
海外では韓国で4,700 パレット、台湾で760 パレット、ほか中国・シンガポール・イラン・ルーマニア・オーストラリアで合計約600 パレットを受注しています。
M.P.E.の「5SPパーキングシステム」は様々な土地形状に合わせて横型、縦型を選定でき、さらに三軸方向への動きが可能で全面空地上部にも駐車スペースが確保でき(当社特許)、土地を有効活用できます。パーキングへの乗り入れ時には“必ずリフターは人や車の下にある”という安全性を徹底追求した設計をしています。
また、インバータ制御、フリクションシステム(当社特許)など先端技術を駆使した様々な設計により、国土交通大臣認定を9種類取得し、さらに特許も5件取得しています。
安全性と合理性を徹底追求したこのパーキングシステムには、都市施設としての適性を数多く揃えています。
機械式駐車場を快適にご使用いただくには、定期的なメンテナンスが必要です(別途メンテナンス契約が必要です)。定期メンテナンスでは各部位の点検、給油作業などを行います。また、経年劣化した部品の交換や機械動作による摩耗状況を確認し、報告します。
駐車場使用時に動作しない等の緊急トラブルが発生した場合は、メンテナンス協力会社と連絡を取りながら、指示・対応いたします。インターネットを用いて故障状況を診断することもできますので、遠隔地においてのトラブルにも対処します。
機械式駐車装置の稼働状況を遠隔で監視・診断する仕組みです。これは、装置の制御コンピュータに通信機器を接続し、遠隔にて装置の制御信号を読み取り、解析することで、エレベータ同様に24時間・365日、装置の稼働状況を常時遠隔(リモート)監視します。
遠隔で制御信号を読み取ることで、定期保守点検時以外であっても、故障の発生や故障個所の特定、不具合に発展する恐れのある部品劣化の前兆などを検知し、装置の停止時間を最小限に抑えるなどスピーディな対応が可能になります。