21世紀を迎えてから、はや20年以上が過ぎました。日本も世界も、多くの困難と変化を経験しながら、決して留まることなく前進し、発展しています。
弊社は1987年の創業以来、機械式の立体駐車場を通して、その国や都市の発展とともに急激に増加する自動車を、安全にそして便利に収納するスペースを提供することで、社会のインフラ整備の一端を担うことを目標に、開発を続けてまいりました。
そしてこれまでに、国内だけでなく、中国、シンガポール、オーストラリア、ルーマニア、イランなどに設置の実績を作り、さらに、フィリピン、バングラデシュ、イラクなどでのプロジェクトが進行しています。
世界の国々に舞台を広げる中で、各国の人々と接することができました。機械を製造し設置していく時には、言葉や文化の壁はあれども、現場での取り組みと問題解決の努力の中で、少しずつその壁が低くなるのを感じてきました。5G網が世界的に整備されれば、もはや壁も無くなっていくでしょう。
これからは、いわゆるクルマ社会もさらなる変容を遂げていきます。電気自動車への全面的シフトが始まり、ドローンのように空を飛ぶ車も実用化に向けて進んでいます。コロナ禍を経験して、車はますます必要とされています。しかし、車が小さく、軽くなるには限界があり、駐車スペースの必要性は決して変わりません。
弊社の技術で、一層安全で便利に、車を活用できる社会をめざして、努力と前進を続けていきます。どうぞご期待ください。